忘れないから、忘れないでね

 

Hey!Say!JUMPさん、ツアー完走お疲れさまでした!(今更感)そしてデビュー10周年おめでとうございます!

すっかり遅くなってしまいましたが、私も先日Hey!Say!JUMPのコンサートにお邪魔しましたので覚え書きを。

 

10周年という節目の年。10周年のベストアルバムが出て10周年をお祝いするツアー。去年の今頃は「来年もJUMPと一緒に全国回るんだろうなぁ」なんてぼんやり思ってたんだけど。

でも、私は今年、JUMP担を、八乙女担を降りました。そのときの様子はこちらでどうぞ。

 

 

まあそれでもツアーはそれなりに行くんだろうなと思ってたんだけど、

面白いくらい当たらねえ。

けっきょく1公演しか当たらなかった。

でも動揺も少なく「全然当たんねえワロタ」くらいで済んだ。おそらく去年までだったら「どうしよう!パニック!臓器売るしかない!?」ってなってたと思う。前年まで1回の全国ツアーでほとんどの地方に行って10公演20公演とか入ってたようなオタクがパッタリ1公演でいいやと思えるようになってしまった。不思議。物事のタイミングって大事。

正直去年は大袈裟に言うと、4割の義務感と4割のファンサ欲しさ、あとたった2割の「見たい」という気持ちで現場に行っていた(クズ)。担当という肩書きと一緒に義務感も私は肩からおろしたんだろうな。

 

そんなオタクが、たった1回、Hey!Say!JUMPのコンサートへ行けることになった。

最初に言っておくが10周年おめでとう;;みたいなエモいブログを期待しているようなら回れ右で戻った方がいい。 

 

 

まずコンサートを終えての印象は、

「Hey!Say!JUMPヤバイくらい変わってない」

私が最後にJUMPを見たのは今年の元旦なのだから、半年ちょっとでそんなに変わるわけはないのだ。そりゃそうだ。

でもこの半年ちょっとの間、私はJUMPのことをほとんど見ていない。レギュラー番組は見るのも録画するのもやめたし、シングルが発売されても買っていない。

私の手を離してどんどん先に行ってしまったと思っていたJUMPはまだそこにいた。

「遠くに行っちゃうとか、アイドルなんだからもともと遠い存在なのよ!」とかそういうそもそも論は求めてません。往年のJUMP担なら分かってくれると思ってる……。

とにかくHey!Say!JUMPはまだそこにいたのだ。

良い意味でも悪い意味でも「いつもの横アリでいつものHey!Say!JUMPのコンサート」だった。

Hey!Say!JUMPも光くんも本当に本当に本当になんっっにも変わってなくて驚愕だった。変わっていたのは、私だけだった。離れて行ってしまったのはJUMPではなく、手を離したのもJUMPではなく、私なのだ。

むしろ向こうは「あれ?手、離しちゃってたの?」くらいのスタンスだった。嘘だろ。私がどんだけの覚悟で手離したと思ってるんだ!!!!!(担降りブログ読んでもらえたら分かります)

だけどJUMPは、もう手を伸ばしてはくれなかったし、無理に手を繋ごうともしてくれなかった。そこもJUMPらしいかな、なんて思った。

 

まず、今回のツアーは私にとって最初で最後であったにも関わらず、開演に間に合わなかった(笑)暗転してから会場に入り、席に着く前に1曲目が始まってしまった。

\ラララ~ラ~ラララ~ラ~ラ~ラ~ラ~/

なんだろうこの安心感!!!

急ぐのちょっとやめたよね。「見れなくてもまぁいいや」と思ってしまったのだ。久しぶりのJUMPなのに、最初で最後のコンサートなのに、UMPのこのホッとする感じはなんだ!帰ってきたぞ~!って感じした。

それから席に着いてなんやかんやしてたらこれまたホッとするイントロが流れてきた。UMPもドリカムもおかえり!!!去年はどこ行ってたのよもう!><

席が席だったのでドリカムで外周歩いてきたときは焦ったけど。相変わらずめっちゃファンサするな君たち!いいぞいいぞ。それでこそJUMP。

 JUMP担に距離感のおかしいファンサ厨のオタクが多いことはJUMP自身が一番よく分かっているはず。だって自分たちがそうやってオタクを育てたんだからね?ファンサがなくなったからってファンが離れていくようじゃ将来困るよ、って思った時もあったけど、君たちずっと一生懸命カンペ読んでそうだからきっと大丈夫だ!そしてたぶんオタクもカンペ書くのやめないから大丈夫だと思う!(何が)パフォーマンスで魅せなきゃとかもうそういう次元の話ではない。JUMPにとってファンサはコンサートの構成の一部なのだ…ファンサとダンスは同等のパフォーマンスなのだ。そういうレベル。

 

去年はなかったBESTのおふざけコントコーナー。なんと知らない曲であった。BESTで知らない曲ができてしまったなんてちょっと悲しかった。しかしスーツまで行ったら次は小学生になっていた。何故なのか。

 

知らないといえば。バンドコーナーでひかるくんが弾いていたベースが見たことのないとんでもない形をしていてビックリした。何太郎だろう…?ってコンサート終わってからすぐ調べたらもうみんな知ってた。白太郎だってよ!(みんな知ってる)あ、こうやって光くんの知らないことが増えていくのか、って思った。

 

 あと友達から噂に聞いていたFrom.のHey!Say!外周無駄遣いJUMPはさすがのHey!Say!JUMPだった。外周作るの久しぶりすぎて使い方忘れちゃったかな???何故全員で同じ方向に歩いてくる?????自分達のグループ何人いるか知ってる?9人いるよ?

でも、コンサート行く前にこの話を友達に聞いたとき、「なにそれめっちゃHey!Say!JUMP!!!いとしい!!!好き!!!」って私言ってたんだよね…思わず…オタクもオタクよ…

 

前半はそんな感じで(?)体感5秒くらいで過ぎていった。

事件はMC中に起きたのだ!!!

なんと今回ありがたいことにバクステ前アリーナの最前列だったのだけれども(いつもは潰れてる1列表記でびびった、開演時間過ぎてる状況であの席出てきたらびびる)なんと私の唯一持ってきた団扇と誕生日の友達のために作ったカンペが横アリ改修でなくなったはずの奈落の底に落ちていった。スローモーションに見えたってああいうことを言うんやな。

さすがに笑うしかなかった。時間なくて公式の顔団扇も買えてなかったし、完全に手持ちぶさたになった。団扇を失ったJUMP担は完全に刀を奪われた丸腰の武士であった。

これもたぶん去年までの私だったら取り乱しまくって、泣き出してたかキレてたかもしれない。でもその後MC座って聞いてたし、友達がスタッフさんに聞きに行ってくれてすぐには取れないし団扇も中からは買えないって言われても「しゃーないwwwぴーたん(グッズのぬいぐるみ)持つかwww」くらいの勢いだった。(まあ前半で私の団扇は役目終えてたっていうのもあるけど)

横アリで最前列が来たらみんな気を付けるんだぞ。足元が広いからって団扇を自分の前にぽいっと置かないこと。ちなみに隣のお嬢さんも私が落とした後に有岡の団扇落としてた。いや私が落としたの見てたでしょうよ…。

 

団扇なくなったのが面白すぎて後半あんまり覚えてないんだけど、僕はVampireへの煽りがすっっっごかった。さすが僕はVampireパイセンって感じだった。映像まで作っちゃってそんな煽る?新曲ならまだしも何年前の曲よ???ってなった。あ~~~Hey!Say!JUMPってこれこれ~~~!ってなりました。痒いところに手が届かないところもHey!Say!JUMPだよ、君たちはそのままでいいよ…

 

あとは終盤の10周年アニバーサリーメドレー!オタクなら誰でもみんな大好き大階段とキラキラの黒のタキシード。これでAinoarikaはさすがにズルかったー!でもメドレーが進むにつれて、「あれ…これは…一時期JUMPがハマっていた(?)マーチングメドレーでは………」って思ってしまったところからもうマーチングメドレーでした。

 

本編最後のH.our Time、さすがに重病発揮して泣いたりしちゃうかな><って思ってたけど、泣かなかった。

だってもうこの曲は私に向けられた曲ではなかったから。「忘れないから 忘れないでね 共に辿った軌跡を」って。捉え方の問題だけど、あ~去る者追わずなんだな~って(笑)当たり前だけど、JUMPも、それから光くんも、今のファンを大切にしてて、今のファンのために歌って踊ってる。

光くんが変わっちゃったんだって人のせいにしてたけど、変わってたのはこっちだけで、光くんは私の求めるアイドルじゃなくなっても、私じゃない誰かの求めるアイドルで。Hey!Say!JUMPはHey!Say!JUMPのままだった。

 

手を離しちゃったのはこっちだったね。ごめんね。

 

一度離した手は簡単に掴めないって思ってたけど、今回のコンサートで、もしまたJUMPの手を掴みたくなったときは、きっとJUMPはなんでもない顔で手を出してくれる気がしたから。

 

手が離れてしまってるのを実感したコンサートでもあり、「Hey!Say!JUMPはそこにいてくれる」って実感したコンサートでもありました。

 

これからもずっとずっとHey!Say!JUMPはHey!Say!JUMPでいてね。良くない聞こえ方かもしれないけど、ずっとずっとみんなでぎゅっとなって箱庭の中にいてほしい。そこにいてほしい。もし手をつなぎ直すことが今後なかったとしても、私の大好きなHey!Say!JUMPはずっとそうであってほしい。

 

忘れたくても、忘れられるわけないから(笑)そっちこそ、忘れないでよね!忘れた頃に手掴みに行くかもしれないからね!

 

10周年おめでとう!